大学受験 英作文の課題

 大学(難関以上)受験ともなると、リーディングや英作文の対策をしておきたいですよね。そこで取り上げられるテーマというと、日本の社会問題は外せません。こうしたテーマについて、日ごろ考え、自分の意見をまとめておくことをお勧めします。もちろん、日本語でかまいません。

 考えられるテーマといえば、

・空き家問題とその有効な対策について、

・インバウンドへの賛否、

少子高齢化問題とその対策、

・企業の英語公用語化への賛否、

・教育へのAI導入の影響あるいはAI導入が与える社会的影響などについて、

・医師、看護師、保育士、介護士といわれる社会福祉に関わる人材の不足、その有効な対策について、

・輸送、運送といったエッセンシャルワークに関わる人材不足、有効な対策について、

・気候変動対策として各自ができる方法とは、政府が推進すべき施策とは(環境対策)、

 など、自分の意見、意見を支える根拠(なぜそう思うのか)を持っておくことが必要になります。そうでなければ、日本語でも意見を書けませんよね。まして英語となれば、お手上げかと思います。

 

 現在英作文に取り組んでいる生徒さんには、日本語で意見を書かせます。そうすると、論理展開がうまくいっているかいないか、よくわかります。日本語で書けなければ、もちろん、英語でも書けませんから。

 論理の組み立て方を説明しながら(日本語の作文の上達にもなります)、1文1文英語の文章にする訓練を行っています。

 慣れてくれば、英語で長文も書けるようになります。