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STEM教育が世界の潮流

STEM教育という言葉を耳にしたことがあるだろうか? 

STEMは、Science科学、 Technologyテクノロジー、Engineering技術、Math数学の略だ。つまり、理数系の学問の学びを通して、問題解決能力や情報分析能力を身に付けることに主眼を置く教育法のことを指している。欧米やアジアではシンガポールなどがこのSTEM教育を国を挙げて推進している。

米国では2015年3月にオバマ前大統領が、未来のリーダーを育成するため、理数系の教育を推進する5カ年計画を掲げた。IT技術の推進国の米国でさえ、理数系を専門とする若者や教師が不足しており、国が危機感を持って、人材育成に乗り出したのだ。小学生から大学生まで、また貧困層の子供や移民の子供、教師を含めて、あらゆる層を対象にした多角的なプログラムが組まれている。ロボットプログラミング教育も、STEM教育の一環で行われている。

米教育省が算出した2010~2020年のSTEMスキルを必要とする雇用の増加予測によると、全業種の14%増に対し、数学者16%、コンピューターシステム分析者22%、システムソフトウエア開発者32%、医学者36%、生物医学工学者62%増になるという。(2016年度まで、実際にどうなったかは、調べてみます)。米政府は、こうした成長分野に携わる人材を2年前から本腰をあげて育成しようとしているのだ。ここに挙げた専門職は、今後米国だけでなく、世界的にますます需要が高まる分野になるのだと思う。もし子供が理数系に関心があるようなら、こうした分野を専門とするのも、ねらい目かもしれませんよね。